Bag Making (Block-Bottom / Flat)
製袋(角底・平袋)とは:仕組み・向く表現・限界
製袋とは、フィルムや紙を袋状に成形・接着する工程で、自立する立体形状の角底袋と、平面のまま仕上げる平袋に大別される。
仕組みと種類
製袋は、ロール状のフィルムや紙を袋の形に折り込み、側面や底面を接着(ヒートシールなど)して袋状に仕上げる工程である。底面に折り込みを入れて自立できる形状にする角底袋と、底面を作らず平面のまま仕上げる平袋に大別される。
素材はフィルム単体のほか、紙とフィルムを貼り合わせたラミネート素材、アルミ蒸着フィルムを使った遮光性の高い素材など、内容物の特性に応じて選ばれる。
向いている表現・使いどころ
コーヒー豆や粉末など、自立させて陳列したい商品には角底袋が向いている。軽量な菓子や雑貨など、平置きや吊り下げでの陳列を想定する商品には平袋が向いていることが多い。
内容物の重さや陳列方法、開封後の再封機能の有無などによって袋の形状や仕様を検討する必要がある。
設計・入稿で気をつける点
接着部分(シール部)の強度が不足すると内容物の漏れや破損につながるため、内容物の重さや流通条件を踏まえた仕様確認が重要である。角底袋は底面が荷重を受けるため、底面の強度設計にも注意が必要である。
開封のしやすさ(ノッチの位置や大きさなど)は使い勝手に直結するため、実際に手に取って確認することが望ましい。印刷面とシール部の位置関係によって、デザインの見え方が変わる点にも注意が必要である。
向かないケース
- 極めて重い内容物や液体を入れる用途では、袋のシール強度や素材選定次第で破損リスクが高まるため、専用の設計検討が必要になる。
- 自立陳列が不要で軽量な商品にまで角底袋を採用すると、コストや素材使用量の面で過剰になりやすい。
- 頻繁な開封・再封を前提とする用途では、通常の平袋や角底袋だけでは機能が不足し、別途チャックなどの追加仕様が必要になる。
用語辞典: ヒートシール
更新日: 2026-08-09
- Block
- Finishing & Converting
- Type
- Bag Making (Block-Bottom / Flat)
- Updated
- 2026-08-09
FAQ
よくある質問
角底袋と平袋はどちらがコストを抑えられますか
一般的に構造がシンプルな平袋の方が製袋工程は少なく済む傾向にあるが、内容物や陳列方法によって最適な選択は変わるため一概には言えない。
袋のシール強度はどのように確認しますか
内容物の重さや想定される流通・保管条件をもとに、サンプルでの落下試験や開封試験を行って確認することが一般的である。
再封できる袋にすることはできますか
チャック付きの仕様を追加することで対応できる場合が多い。標準の角底袋・平袋に追加仕様として組み込めるか事前に確認するとよい。