Shopper Size Design
サイズ設計:商品と持ちやすさから決める
ショッパーのサイズ設計とは、収める商品の寸法と持ち運ぶ際の重心・持ちやすさの両方を踏まえて、本体寸法とマチ幅を決定する工程である。
商品寸法からの出発点
サイズ検討の起点は、実際に入れる商品の寸法である。商品そのものだけでなく、包装紙や紙箱に入れた状態、複数個をまとめて入れる可能性まで想定して、必要な内寸を洗い出すことが望ましい。
商品ぴったりのサイズにすると出し入れがしにくくなる場合があるため、ある程度の余裕を持たせた寸法設計が一般的である。逆に余裕を持たせすぎると、中身が袋の中で動いてしまい型崩れの原因になることもある。
マチと自立性
マチ幅は袋の奥行きを決める要素で、広くとるほど厚みのある商品や複数個の収納に対応しやすくなるが、袋自体の見た目が縦長・箱型に近づく傾向がある。マチが狭いと平面的な印象になり、薄い商品向きになる。
角底タイプで自立性を重視する場合は、マチ幅と底面の設計を合わせて検討する必要がある。自立のしやすさは紙の厚みや底面の折り方にも左右されるため、サイズだけで決まるものではない点に留意したい。
持ちやすさの検討
サイズが決まっても、持ち手の位置や長さとのバランスが悪いと持ちにくい袋になる。特に横幅が広い袋では、持ち手の間隔が狭すぎると袋が傾きやすく、逆に広すぎると肩や腕への当たりが強くなる場合がある。
実際に商品を入れた状態でのサンプル確認は、寸法上の数値だけでは分からない持ちやすさや型崩れの有無を確認するうえで有効な手段である。
向かない仕様・ケース
- 商品の寸法にほとんど余裕を持たせないぴったりサイズは、出し入れのしにくさにつながりやすく、複数商品を扱う場合には向かない。
- 極端に横幅が広く縦が浅い形状は、自立性やマチの設計次第では型崩れしやすく、重量のある商品には不向きな場合がある。
更新日: 2026-08-09
- Block
- The Shopper Guide
- Type
- Shopper Size Design
- Updated
- 2026-08-09
FAQ
よくある質問
サイズはどのように決め始めればよいですか
まず実際に入れる商品(包装状態を含む)の寸法を洗い出し、そこに出し入れのための余裕を加えて内寸を検討するのが基本的な進め方である。
マチ幅はどう決めればよいですか
収める商品の厚みや個数に応じて決めることが多い。厚みのある商品や複数個をまとめて入れる想定であれば、マチ幅を広めに検討するとよい。
サイズが決まったら次に何を確認すべきですか
実際に商品を入れたサンプルで持ちやすさや型崩れの有無を確認することが望ましい。数値上の寸法だけでは分からない使用感を把握できる。