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Print and Finishing Selection

印刷と加工の選び方(箔・PP・エンボスほか)

ショッパーの印刷・加工選びとは、オフセットなどの基本印刷に箔押しやPP貼り、エンボスなどの表面加工を組み合わせ、ブランドの質感とコストのバランスを取る工程である。

基本印刷の選択肢

ショッパーの印刷は、色数や写真表現の精細さに応じてオフセット印刷やオンデマンド印刷などから選ばれることが多い。ロット数や納期によっても適した方式は変わるため、印刷方式ごとの特徴を踏まえた比較検討が必要である。

特色(ブランドカラーの指定色)を正確に再現したい場合は、色見本帳を使った指定が一般的である。CMYKの掛け合わせだけでは狙った色に近づけない場合がある点に留意したい。

表面加工の使いどころ

箔押しはロゴなど一部分にアクセントとして使われることが多く、面積を絞ることで加工の安定性とコストのバランスを取りやすい。PP貼りは表紙全体の耐久性や質感を底上げしたい場合に選ばれる傾向がある。

エンボスやニスは、印刷だけでは出しにくい触感や光沢のコントラストを加える手段として使われる。複数の加工を組み合わせる場合は、工程順序や仕上がりの相性を事前に確認しておくことが望ましい。

加工選定で意識したい点

加工を増やすほど質感の表現の幅は広がるが、その分コストと納期、そして小ロットでの歩留まりへの影響も大きくなる。ブランドが伝えたい印象の核となる要素を絞り、そこに加工を集中させる考え方が現実的である。

加工の組み合わせによって向き不向きが変わるため、初回発注時は実物サンプルでの確認を経てから本番発注に進むことが望ましい。画面上のイメージと実際の質感には差が出やすい。

向かない仕様・ケース

  • 極端に多くの加工を一枚の紙面に詰め込むと、工程間の相性や歩留まりの問題が起きやすく、コストと納期の両面で負担が大きくなる。
  • 小ロットで多くの版代・型代が必要な加工(箔押しやエンボスなど)を複数組み合わせると、単価に対する加工費の比率が大きくなりやすい。

更新日: 2026-08-09

Block
The Shopper Guide
Type
Print and Finishing Selection
Updated
2026-08-09

FAQ

よくある質問

どの加工から検討すればよいですか

ブランドとして最も伝えたい印象(光沢感、触感、耐久性など)を先に定め、それに合う加工を絞り込む進め方が現実的である。加工を先に決めてからデザインに当てはめると無理が生じやすい。

加工を複数組み合わせることはできますか

可能な場合が多いが、工程順序や素材との相性によって対応可否や仕上がりが変わる。事前にサンプルでの確認をすすめる。

小ロットでも表面加工は可能ですか

可能だが、版代・型代がかかる加工では小ロットほど単価負担が大きくなりやすい。予算とのバランスを見た検討が必要である。

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