JAPAN WRAPPING PROJECT株式会社タナカ産業 刷新診断をはじめる

Biomass Mark (JORA)

バイオマスマークとは:認定基準と包装での使い方

バイオマスマークは日本有機資源協会(JORA)が運営する認定マークで、バイオマス度(乾燥重量比)10%以上の商品に表示できる。レジ袋有料化の除外表示など、第三者認証の裏付けとして包装分野で使われる。

制度の概要

バイオマスマークは、一般社団法人日本有機資源協会(JORA)が運営する認定制度で、生物由来の資源(バイオマス)を活用した商品の目印です。2005年に試験運用が始まり、2006年8月から本格運用されています。商品に含まれるバイオマスの割合を乾燥重量比で示す「バイオマス度」が10%以上であることが表示の条件です。

認定審査は第三者の複数専門家からなる審査委員会が行い、バイオマス度の確認には炭素14(C14)測定が用いられます。認定後も定期的な測定確認があり、マークの信頼性を担保する仕組みです。認定対象はレジ袋や食品容器などの包装資材のほか、インキ、緩衝材、繊維製品など広範囲に及びます。

包装・発注の実務でどう関わるか

包装分野での実務的な意味は、バイオマス配合の「第三者による裏付け」を持てることです。レジ袋有料化制度では、バイオマス素材配合率25%以上であることが第三者により認定・認証されたことを示す表示が除外要件とされており、実施ガイドラインはバイオマスマーク等の認証マーク活用を示しています。

マークには数値(バイオマス度)が併記され、レジ袋の除外表示として使う場合は25以上の数値のマークが必要です。類似制度として日本バイオプラスチック協会(JBPA)のバイオマスプラマーク(バイオマスプラスチック度25.0wt%以上が要件)があり、どちらもISO 16620に準拠した測定に基づきます。

進め方・確認すべきこと

申請は既製品を扱う販売者でも可能で、JORAへの入会は不要とされています。申請書類の事前確認を経て正式申請し、審査結果は受付から約2か月で通知されます。認定後はマーク使用契約を締結して表示します。

自社の袋・容器に表示する場合、配合率の根拠資料(原料構成)を製造元から取り寄せる必要があります。基準や手続きは改定されることがあるため、最新の事業諸規程はJORA公式サイトで確認し、不明点は事務局へ問い合わせることを推奨します。

誤解しやすい点・注意すべき点

  • バイオマスマークの最低基準は10%であり、マークがあれば自動的にレジ袋有料化の除外要件(25%以上)を満たすわけではない。数値表示の確認が必要
  • バイオマスマーク(JORA)とバイオマスプラマーク(JBPA)は運営団体も基準も異なる別制度。混同して表記しない
  • マークは配合の事実を示すものであり、「環境に良い」という効果の証明ではない。訴求文言は事実の範囲にとどめる

一次ソース(出典)

更新日: 2026-08-09

Block
Environment & Regulation
Type
Biomass Mark (JORA)
Updated
2026-08-09

FAQ

よくある質問

バイオマスマークは何%から表示できますか?

バイオマス度(乾燥重量比)10%以上の商品が対象です。マークには数値が併記されるため、用途上必要な水準(例:レジ袋有料化の除外なら25以上)を満たすかは数値で確認します。

バイオマスマークとバイオマスプラマークはどう違いますか?

バイオマスマークは日本有機資源協会(JORA)の制度でバイオマス度10%以上が基準、バイオマスプラマークは日本バイオプラスチック協会(JBPA)の制度でバイオマスプラスチック度25.0wt%以上が要件です。いずれもISO 16620準拠の測定に基づきますが、別制度です。

認定にはどのくらい時間がかかりますか?

JORAのバイオマスマークは申請受付から約2か月程度で審査結果が通知されるとされています。締切や必要書類は変わることがあるため、申請前に公式サイトの最新情報を確認してください。

Consultation

包装の刷新は、現状の棚卸しから始まります。7問の無料診断で、いまの立ち位置と進め方をご提示します。

無料の刷新診断をはじめる