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Types of Package Inserts

同梱ツールの種類(カード・リーフレット・ステッカーほか)

同梱ツールとは、商品と一緒に箱や袋へ入れて届ける紙モノ・小物の総称である。サンキューカード、リーフレット、ステッカー、使い方ガイドなどが代表格で、開封の瞬間という確実に見てもらえる接点を活かす販促手段である。

同梱ツールという接点の特徴

同梱ツールの最大の特徴は、開封率が極めて高い接点に置かれることである。商品を注文した人は必ず箱を開ける。その瞬間に目に入る紙やカードは、広告のように無視されることが少なく、ブランドからのメッセージを確実に届けられる数少ない機会になる。

特に通信販売では、開封がブランドと顧客が物理的に出会う最初の場面になる。梱包を開けたときの印象——緩衝材の様子、紙の手触り、カードの一言——が、そのままブランド体験として記憶される。同梱ツールは販促物であると同時に、接客の代わりを務める存在である。

代表的な同梱ツールの種類

サンキューカードは、購入への感謝を伝える一枚もののカードで、同梱ツールの基本形である。リーフレットは折り加工を施した小型の冊子状印刷物で、ブランドの背景や商品の使い方など、カードより多い情報量を載せられる。使い方ガイドや取扱説明の紙片は、商品の満足度を左右する実用ツールとして機能する。

ステッカーは、受け取った人が自分の持ち物に貼ることでブランドの露出が続くという、他の紙モノにない性質を持つ。ほかに、次回使えるクーポン券、ブランドの世界観を伝えるポストカード、季節の挨拶状などがある。それぞれ役割が異なるため、一度に詰め込むのではなく、目的に応じて組み合わせを設計する。

設計の考え方

同梱ツールの設計では、開封の瞬間に何を最初に見せたいかという順番の設計が重要である。箱を開けて最初に目に入る一枚がブランドの第一声になる。全てのツールを同じ強さで主張させると、どれも読まれなくなる。

また、同梱ツールは商品パッケージや外装箱との調和が前提である。紙質・色・書体がばらばらでは、ブランドとしての統一感が崩れる。パッケージと同梱物を一体の体験として設計することが、包装資材の発注実務では特に意識したい点である。なお、購入者への金券・クーポン等の提供は景品表示法の規制対象になり得るため、企画時に確認が必要である。

逆効果になるケース

  • 伝えたいことを全部詰め込んで同梱物が多くなりすぎると、どれも読まれずに一括で捨てられ、紙代と作業コストだけが残る
  • 商品パッケージと世界観のずれた同梱ツールは、開封体験の統一感を壊し、ブランドの印象をかえって散らかす
  • クーポンや金券類を景品表示法の確認なしに同梱すると、景品規制に抵触するリスクがある

更新日: 2026-08-09

Block
Novelty & Inserts
Type
Types of Package Inserts
Updated
2026-08-09

FAQ

よくある質問

同梱ツールは何から始めるべきですか?

基本形はサンキューカード一枚である。感謝を伝えるという同梱ツールの原点であり、制作の負担も小さい。そこから、使い方ガイドやリーフレットなど、顧客の満足度に直結するものを目的に応じて足していくのが堅実である。

同梱物は多いほうが効果的ですか?

多ければよいわけではない。枚数が増えるほど一枚あたりの注目は薄まり、まとめて捨てられやすくなる。開封の瞬間に最初に見せたい一枚を決め、役割の重複するものは削るほうが、結果として読まれる可能性は高まる。

同梱ツールの紙質はどう考えればよいですか?

紙は手触りそのものがメッセージになる。商品パッケージとの調和を前提に、ブランドの世界観に合う紙を選ぶべきである。詳しくは本章の紙モノノベルティの記事で扱うが、厚み・質感・印刷の仕上げは実物のサンプルで確認するのが原則である。

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