Card Paper (Cardstock)
カード紙とは:コートボール・白板紙との違い
カード紙は、名刺やタグ、下げ札など小型で厚みのある印刷物に使われる、腰の強さと印刷適性を両立した紙の総称である。
性質と見た目の特徴
カード紙は板紙よりも薄いが一般的な印刷用紙よりは厚手で、手に持った際にしっかりとしたコシを感じられる紙の総称として使われる。表面は塗工の有無によって光沢のあるものからマットなものまで幅があり、印刷の発色や質感を選べる。
厚みや白色度、塗工の種類によって多くのグレードが存在し、用途に応じて選定の幅が広いことも特徴である。
比較:近い素材とどう違うか
コートボールとは近い厚み帯で重なる場合もあるが、コートボールが板紙として箱や台紙に使われることが多いのに対し、カード紙は名刺・タグ・下げ札のような小型の単票印刷物に使われることが多い。
高級白板紙とは白さや塗工の考え方に共通点があるが、高級白板紙は箱を成形する板紙としての厚み・強度を前提とすることが多く、カード紙はより薄手で加工の自由度を重視する用途に使われる傾向がある。
どんなブランド・用途に向くか
下げ札やショップカード、名刺など、手に取った質感が印象を左右する小型の印刷物に向く。厚みと白さのバリエーションが豊富なため、ブランドの世界観に合わせた選定がしやすい。
大型の箱を成形するような強度を求める用途には、より厚手の板紙のほうが適するとされる場合がある。
比較:カード紙とコートボール
| 観点 | カード紙 | コートボール |
|---|---|---|
| 主な用途 | 名刺・タグ・下げ札などの単票印刷物 | 箱・台紙などの板紙成形品 |
| 厚みの位置づけ | 薄手〜中厚が中心 | 中厚〜厚手が中心 |
| 選定の観点 | 質感・白色度のバリエーション重視 | コストと表面の見栄えのバランス重視 |
向かないケース
- 大型の箱など高い強度・成形性を求める用途には、より厚手の板紙のほうが適するとされる場合がある
- 極端に薄い印刷物には過剰な厚みとなり、コストや加工性の面で不向きなことがある
- 特殊な折り加工を伴う場合は、紙目や厚みの適性を事前に確認する必要がある
更新日: 2026-08-09
- Block
- Materials
- Type
- Card Paper (Cardstock)
- Updated
- 2026-08-09
FAQ
よくある質問
カード紙とは具体的に何グラムの紙を指しますか?
カード紙という呼称は業界や製紙メーカーによって指す厚み・坪量の範囲が異なるため、本記事では具体的な数値は明示せず、発注時に見本帳や仕様書で確認することを推奨する。
カード紙に箔押しはできますか?
箔押し加工の可否は紙の表面性状や厚みによって異なるため、加工会社への事前相談が推奨される。
カード紙は再生紙と組み合わせられますか?
再生紙原料を含むカード紙も存在するが、配合や規格は製品ごとに異なるため個別確認が必要である。