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Reducing Unboxing Steps

開封の工程数を減らす設計:ストレスなく本体へ到達させる考え方

開封の工程数を減らす設計とは、テープ・帯・複数の内装材などを取り除く動作の数を最小限に抑え、開封者が迷わず短い手順で中身へ到達できるようにする設計手法である。

考え方の軸

開封は本来、商品を使い始めるための準備動作であり、その過程で迷いやつまずきが生じると、商品そのものへの印象にも影響しうる。工程数を減らす設計は、装飾を削ることではなく、必要な動作だけに絞り込むことを目的とした考え方である。

工程を減らすといっても、保護や封緘に必要な機能まで省いてよいわけではない。輸送中の安全性や改ざん防止など、削れない工程と削れる工程を見分けることが設計の出発点になる。

設計の具体的な観点

具体的な観点としては、テープの本数や貼る位置、内装材の重ね順、蓋や封緘の開け方の方向などが挙げられる。開封者が力の向きや順番を迷わず判断できるよう、開ける動作の直感性を優先することが多い。

工程を減らすことと、開封の楽しみを残すことは両立しうる。無駄な工程を削りながらも、蓋を開けた瞬間に視界に入る一枚の紙や配置など、印象に残る要素を一箇所に絞り込む設計も選択肢になる。

発注・仕様に落とすときのポイント

発注時は、現状の開封工程を一度書き出し、どの工程が保護・封緘のために必須で、どの工程が装飾のために追加されているかを分けて整理すると、削減の判断がしやすくなる。

工程を減らす変更は、封函ラインの設備や作業手順にも影響することがあるため、量産条件や既存の梱包工程との整合性を事前に確認しておくことが望ましい。

向かないケース

  • 高級ギフトなど、開ける過程そのものを味わってもらいたい商品では、工程を減らしすぎるとかえって体験が単調になり演出が薄れる場合がある。
  • 精密機器や割れ物など、複数の緩衝材で段階的に保護する必要がある商品では、工程削減よりも保護性能を優先すべき場合が多い。
  • 改ざん防止や品質保持のための封緘工程は、開けやすさのために省略すると別のリスクを生むため、削減の対象から外す必要がある。

更新日: 2026-08-09

Block
Unboxing Design
Type
Reducing Unboxing Steps
Updated
2026-08-09

FAQ

よくある質問

開封の工程数はどのくらいが目安ですか

商品の性質や保護に必要な工程によって適正な数は異なり、一律の目安を示すことは難しい。まず現状の工程を書き出し、必須工程と装飾工程を分けて検討することが出発点になる。

工程を減らすと安っぽく見えませんか

工程数と高級感は必ずしも比例しない。無駄を削りつつ、印象に残る要素を一箇所に絞り込む設計であれば、簡潔さの中に質感を保つことは可能である。

工程削減は資材費の削減にもつながりますか

テープや内装材の使用量が減ることでコストが下がる場合はあるが、削減の程度や代替仕様によって差があるため、個別の見積りでの確認が必要である。

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